私達は、1982年頃から群馬県立桐生工業高等学校吹奏楽部OBを中心に集まった、吹奏楽好きの無名集団(一部では桐工OBバンドと呼ばれていましたが)でした。いつか「東毛地区一の民間楽団にしよう」を目標に、メンバーを桐工OBに限らず幅広く集い、1985年に工謳吹奏楽団(こうおうすいそうがくだん)として活動を始めました。
現在団員は45名程(2018年3月)で、そのほとんどが、社会人で構成されておりますが、中には熱心に練習に参加する中学生・高校生もおります。最近では団員も増え楽器編成も充実してきましたが、家庭的な和やかな雰囲気の中、団員みな心を一つに演奏に取り組んでいます。
主な活動内容としては、工謳吹奏楽団演奏会を始めとして、桐生市・みどり市・太田市各地の文化祭や音楽祭・小学校等の依頼演奏、その他年間15回程度のステージをこなしています。
また演奏会の他にも団員の親睦を深める意味でボーリング大会・バーベキュー・忘年会や新年会などレクリエーションも行っています。
工謳(こうおう) … このたいそうで、まるで吹奏楽とは縁のなさそうな聞き慣れない言葉、この言葉にはいったいどう言った意味があるのでしょうか…。皆さんによく尋ねられます、ではその意味は?
工謳と言う文字は、桐工文化祭の「工謳祭(こうおうさい)」からとったものですが、[工謳] のもつ言葉の意味を知っている人は少ないかも知れません。
さてこの言葉の意味ですが
[ 工 ] … 日頃鍛錬した技能
[ 謳 ] … ほめ讃え、披露し喜び合う
と言う意味があるそうです。
その当時、普段練習はしていても、それを発表する機会のなかった私達にとっては、とても励みになる言葉でした。団員も増え、工謳吹奏楽団演奏会を始めとして、年間15回ものステージをこなせるようになった今でもこの気持ちは忘れていません。
[工謳吹奏楽団] は皆さんにより良い演奏を聞いて頂くために練習し演奏活動を続けて行きます。ぜひ演奏会に足をお運びください。
顧問 | 小林 辰男 (テューバ) |
団長 | 上田 芳弘 (ユーフォニアム) |
副団長 | 飯山 納利枝 (トランペット) |